megamouthの葬列

長い旅路の終わり

2019-01-01から1年間の記事一覧

RE: 最終出社日について

松田部長 お疲れ様です。システム戦略グループの山下です。最終出社日についてのお返事ありがとうございました。 先日ご連絡した来年1月20日を最終出社とする退職は難しい、とのご回答でしたが、申し訳ありません、こちらとしましても、諸事情を考慮のうえ、…

キレる中年プログラマ

id:cildさんが久しぶりにブログを更新して、それが実に良かった。 だって 鉄の棒でそこらじゅうを狂ったように叩きまくって、大声で罵倒した。そして最大ボリュウムで「二度とオレに指図するな!」と10回くらい怒鳴った。 だぜ?人がキレているのを見ると…

ずっと夜で

入った会社はWebサービスをやっていた。アクセスカウンターとかレンタル掲示板みたいな、そういうプリミティブな感じのウェッブ。今でも化石みたいに残っているとこがあるよね。teacupとか。もうないか。 当時はそういうことをしている会社をASP(Applicatio…

プログラマのためのビジネス・マナー講座

最近、若手のプログラマと仕事をしていると、フレームワークやライブラリの知識はあるのですが、常識が欠けているのではないか、と思う事があります。 業界経験の長い私たちから見ると、ほぼあり得ないようなことを、論理的な正しさだけを基準に決めつけてし…

貧乏なおじさんへのささやかな贈り物

ネットバブル前夜、ホリエモンの会社がまだオン・ザ・エッジと呼ばれていた頃、パイナップルカンパニーというWeb制作会社が神戸にあって、社長のおじさんは、ナウいホームページを作ることにかけては関西随一と呼ばれていたその会社に見積もりを依頼したらし…

どう考えたら IT企業の三景

お盆前進行に入り始めた社内。皆忙しそうにしているが、私には仕事がなかったので、開発研究部署に移ってみた。 部内の机は埋まっていたが、ふと見ると、誰も座っていない机に高性能そうなフルタワー筐体が置いてあった。隣に壮年のエンジニアが座っていた。…

君たちはどう逃げるか

平成が終わるというのに、暗い話題ばかり目につく。おおまかに言って、アラフォーは自分たちの老後はどうなるのかと、心配しているし、若い人はそもそも結婚して子供を作れるのかと、疑問に思っているし、年金世代は死ぬまで今の生活を続けられるだろうかと…

氷河期世代に告ぐ

曖昧な男だった。 真っ暗な客席が取り囲む舞台の中心に立って、スポットライトで照らされた黒いスーツの輪郭が、強すぎる光に半ば溶けていた。男は手を後ろにまわして、観衆の凝視を楽しむように、静止している。 時々、遠くを見るように顔を上げ、肩より上…

かくして経営者は人の道を説く

喫茶店で紅茶を飲んでボーとしていると、隣席に男性二人組が座った。 両方とも中年から老人にさしかかった齢に見え、体格に合わせた肩幅の広い良いスーツを着ているが、どこか下卑てもいて、一見して中小企業の経営者仲間に見えた。二人の声が大きいので、そ…

僕らのSIerワンダーランド

この業界に入る前、私はいわゆる電電ファミリーと呼ばれるNEC、富士通、OKI、日立のような巨大ベンダーには、さぞかしハイレベルな開発体制があって、マネージャーから一兵卒に至るまで中小零細とは全く異なる頭の良い人たちが、日夜世界を相手にしのぎを削…

実況!パワフル・プロ商談

(歓声)実況「さあやってまいりました!顧客と営業の憧れの舞台、全国プロ商談大会。 今年のテーマはITシステム、会場は札幌ドームとなっております」 解説「楽しみですね」 実況「プロ商談とは、馴染みのない競技ですが、この大会の見どころはズバリ何でし…

実を言うとこの業界はもうだめです

以前書いたように、Web業界は今月で崩壊するだろう、と私は予見していた。仕事をさばききれず、納品遅れ、または検収拒否、あるいは品質を犠牲にして納品した結果、顧客サイトで致命的な障害を引き起こすだろうと考えていた。 賢者ぶって予言したのではない…

笑えなければ沈黙するしかない

最初から断っておくとこの文章に読む価値はない。 どうにも心のわだかまりが消えぬので、書いてしまおうと思ったのである。だから読んで楽しいものではないことは承知で、書いている。憂鬱の原因はピエール瀧の逮捕である。 こう書くと実に間抜けに見える。…

ズルイ

つい、身も蓋もない話をしてしまう。 してから、された方が閉口するのを見て、しまった、と思う。 後悔はするが、不思議な爽快感が残っている。多分に性格が悪いのだろう。零細企業で受託仕事をやっていた頃、元請けの会社に向かう道すがら同僚が言った。 「…

狂気の国のメリー年度末

スーパーの納豆売り場で、店員は品出しに夢中でこちらを振り向こうともしなかった。 私が買い物カゴを持って、物欲しそうに見ていても、店員は売り場を大量の納豆パックが入ったトレイで封鎖していて、客が商品を吟味できるスペースを作ろうともしない。 仕…

底辺IT企業は『書けない』プログラマとどう向き合ってきたか

新年から夢のない話で申し訳ないのだが、表題のとおりのテーマである。note.muという記事があって、むやみに長いので飛ばし飛ばし読んだ。 大意としては、世の中には「書けない」プログラマというのがいて(元エントリでは学生さんのようである。さもありな…