megamouthの葬列

長い旅路の終わり

今月の懺悔、閉店と開店と幻の追慕選集

お久しぶりです。3年後のIPOを目指しているmegamouthです。

聞くところによると、なんかこのブログ、閉店していたらしいんですよ。
そんでProも解約するとか言って。
結果、全然解約してないんですよ。独自ドメインずっと使ってる。
毎月コツコツ1008円払ってんの。

自分で、本当クソダセえなって思います。

閉店していた時期について言い訳すると、ブログ書く気はもうなくなったけど、独自ドメインだし、まだ検索流入もあるし、後々の活動のベースになるかもしれないから、元のURLでアクセスできるようにコンテンツだけは取っておくか、みたいな思惑があって、
そうだ、追慕選集を作ろう、ってなったわけです。

過去のエントリを加筆修正して、でも、はてなは解約するからVPSから配信するしかねえなぁ。Wordpressが一番慣れてるけど、更新もほとんどするつもりないから、HTML生成系だなあ、って適当にググってjekyllでも使おうかな、って。
でテーマとかも自分で作ってね。はてな記法の過去ログをコツコツMarkdownに書き直したりね。本当に作ってたからスクショ貼るね。

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で、せっかくだから書き下ろしも3本ぐらい書こうかな、とか思ったわけですよ。
あ、でもそれがBuzzったらどうしよう、このサーバー仕事でも使ってるし、帯域制限とかされたら困るし。
Cloudflareでもかましとくか。でも本気でBuzzったら無料プランじゃ済まないよなあって。
とか考えているうちに気づいてしまったんです。


もう普通に、ブログ再開したほうが早いことに。


というわけで開店しました。皆さまお元気でしたでしょうか?

エントリ解説

www.megamouth.info
www.megamouth.info
www.megamouth.info

タイトルはサティの「4つのしまりのない前奏曲(犬のための) 」から。

一回死んでるから鎮魂曲から始めるかーというぐらいの意味でしかなく、4つ書く必然性は全くないし、実際エントリ的には3つだし、最後のはもう、泥酔して書きなぐったあげく「救いなんかあるわけねえだろ」って本当にひどいと思う。

このあたりはリハビリで書いていた感がありますが、わりと3つめとか好きなんですけどね、全然ウケないよね。「結局何が言いたいのかわからん」とか言われたし、いや私もわかんないんですけども。

www.megamouth.info

退職に関するエントリを書こうかな、と思って散文風に書いたんですけど、そこそこでした。

www.megamouth.info

多分、みんなが待ってるのはこのエントリに対する釈明だと思うのね。
端的に言うと、「マニア向けのスプラッター映画を上映したら、観客が本気にして殺人鬼役の俳優を吊るし上げ始めた」という感じでした。でも、監督(私)と言えば、あいつ嫌な奴だからそれはそれでいっか、みたいなね。そういう感じです。

エントリを本気にとろうが、悪質な釣りだと思おうが、ジョークだと思おうが、文体模倣だと思おうが、それはそれで一つのブログの読み方だと思うので、いいと思いました。

で、燃え方としては、このブログ史上、一番すごかったです。2年ぐらいかけてコツコツためたアクセス数の1/3が一日に来た、というぐらいね。
波及の仕方もすごくて、色々なブログから言及されました。アホな社長として。
あれですね、megamouth社長っていう響きがいいじゃないですか。アジアの歓楽街で客引きに誘われている趣があります。

友人に報告したら「あのね。インターネットっていうのは誰が見てるかわからないからね…」と業界歴20年にして、リテラシーを説かれたりしたよ。
twitterトレンドになったりして、結果的にはこれで、開店を知った方も多かったようで、それだけは良かったと思いました。

www.megamouth.info

とりあえず、前のエントリのまま定点に突入するのだけは避けたかったので、ちょっとした小説を書いていたんですけど、朝に読み返すと、震えるぐらいつまらなくて、困り果てていたところ、泥酔して下書きフォルダに保存していた、こっちのほうがある意味マシだったので、書き足して公開した、という経緯です。

私はこのあたりの時代の浮ついた感じとか、旧世界が崩壊し始めた空気をどうしても書きたいという気持ちがあります。今のところ、こんなんにしかならんかあ、という失望があります。

AmazonPrimeMusic紹介コーナー

Twitterに書いちゃったのもあるんですけど、恒例なので。

カサビアン

カサビアン

なんか筋金入りの今どきヒッピーな人たちらしいです。静かな怒りの表明というか。素直に良いですね。このバンドもイギリスなんですなあ。どうでもいいけど、Amazonは「カサビアン」と「Kasabian」どっちかに表記を統一しろって思った。

イズ・ディス・イット

イズ・ディス・イット

バンドやってた時のベースが好きだったバンドです。確かにベースがおもしろい。
どうでもいいけど、Amazonはアルバム名をカタカナ表記にするのかアルファベット表記にするのか(以下略

スペース・ファンタジー

スペース・ファンタジー

プレテクノの時代にいきなり突入しますが、日本のシンセ音楽の第一人者冨田御大です。
私がこのアルバムを聴いたのは中学生の時で、原曲より先にシンセアレンジを聞いてしまったので、オーケストラ演奏のパシフィック231とか聴くと「迫力ねえなあ」とか思ってしまうのでした。

「8.ソルウェーグの歌」の3:20~の展開を是非聴いてください。私はこの空気を音楽で表現できた人を他に知りません。

U-DNA

U-DNA

あまりここには、80年代マニアとしての側面は書かないことにしてるんですけど、復活が嬉しかったのでオススメします。
URBAN DANCEって何だよ?って人は適当にググってください。
個人的にはCDが手に入ることが奇跡レベルの人たちだったので、復刻(アーバン・ダンス/UDクロニクル)とか夢みたいでした。

以上です。

それではまた来月。