megamouthの葬列

長い旅路の終わり

はいはい。みなさん。落ち着いて。

間違いですよ。

詳しくは、書けませんが、

先日、僕の方から病院に行ったのです。

相談の内容は、いつのまにかブログがBuzzって1000ブクマとか10万アクセスとかいったことです。

そしたら、逆に疑われてしまいまして、

尿検査をうけました。

何の、問題もありません。尿酸値が痛風寸前と言われたぐらいです。

ずべて、フライングのニュースです。

これから、医者と話をいたします。

megamouth




適当に書いた記事がBuzzると、どうなるか


これだけで投稿すると怒られそうなので、以下、いつもの「懺悔」です。

元々このブログ、月間PV1000ぐらいで、固定読者もだいたい10人ほどはいるかなあ、という程度のブログだったのですが、
11/27の午前2時ぐらいに「消えたプログラマの残したものは - megamouthの葬列」というエントリを書いて、
ふむ、これはなかなか上手くかけたな。と自画自賛して、あとはマイスリーとブラックニッカ(真似しないように)で晩酌して寝たわけです。

朝起きると、早朝からなんか異様なブクマ数とtwitterだったので、こりゃbuzzったな。とその時は、ほくそ笑みました。

2011年頃のエントリを見てもらえばわかりますが、元々私は、buzz狙いのエントリしか書かない、阪神で言うと、打率1割台でホームランを4本ぐらい打つ、往年の川藤みたいなブロガーだったわけなので、Buzzることにはある程度慣れている面があります。

しかし、ブクマ数やtwitterの言及数を昼頃に再確認すると、先のエントリよりbuzzってるのは
業務改善を現場に求める狂気 - megamouthの葬列
だったわけですよ。そっちかよ!っていうのと、こりゃマズい。というのがありました。

というのもこのエントリ、元々知りもしないトヨタカイゼンの話から始まり、一人で業務改善しようとするとどんな悲惨な目にあうか、ということを、おちょくった感じで書いた挙句、何の解決策も提示せずに「経営者のせい」という安直な結論を投げっぱなしにしたエントリでわけでして、、、そりゃまあ、みんな一言なんか言いたくなるわなあと思ったわけです。

とりあえず代表して、徳丸先生のコメントを引用します。

業務改善を現場に求める狂気 - megamouthの葬列

アンチパターンがあるからといってそれを一般化してボトムアップ改善全体を否定する論法は賛同できない

2016/11/27 12:24
b.hatena.ne.jp

はい、全くその通りでございます。このエントリで、もし気を悪くした方々がおられましたらここにお詫びする次第です。だってさ、書いた時は何のリアクションもなかったし、こんなエントリ誰も読まねえと思ってたしさ、いや、まさか徳丸先生にご笑覧いただけるとは思ってもおりませんで、あの、その、議論の起点ぐらいにはなったかな、とは思っておりますし、そもそもブログってそういう…(以下、声が消えいる)

とはいえ、ブクマコメントや、twitter、はたまた言及いただいた記事で

qiita.com

といったように、こんなクソエントリから建設的な議論を展開していただいた方々には本当に感謝でいっぱいです。私のほうでも、皆様のご意見を咀嚼し、今後に活かしていきたいという所存でございます。

IT土方ミステリー小説(id:keepkeptkeptさん命名)について

実際に私がbuzzりたかったのは、
消えたプログラマの残したものは - megamouthの葬列のほうだったわけですが、こちらもせいぜいブクマ30ぐらいつけば、十分嬉しい程度だったのに、思いがけず色々な方に読んでいただいて、さらにはお褒めの言葉も賜りまして、著者冥利につきるというものでした。

ブクマコメントなどを散見するに、こういった専門知識なしにはわからない内容を小説仕立てで書く、という形式そのものに驚いた方もいらっしゃったようなので、正直に打ち明けますが、この形式、実は私の発案ではなく、元ネタがあります。


最良のDTPとは、DTPしないこと


プロの作家でもあられます、中里一氏のサイトのコンテンツです。確かこれを最初に読んだのは私が20代の頃だったので、10年ぐらい前だったと思うのですが、私は、この形式と行間に漂う空気の素晴らしさに衝撃を受け、今でも時々、こうして真似をしているというわけです。もし未読の方がおられましたら、是非御覧ください。(同サイトに読み応えのある日記もありますが、最近更新されておられないのが、一読者としては寂しい限りです)

あと、村上春樹の影響を指摘された方もいらっしゃいましたね。俺の体の筋肉の30%ぐらいは、どこをとっても「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で出来ておりますので、そちらも正解です。おめでとうございます。

本件の本当の被害者について

皆様があまりにもtwitterで、本ブログのエントリに言及されたので、「megamouthの葬列」という単語がtwitterのトレンド入りしてしまいました。

その結果、以下のような悲劇が発生することになります。

これにつきましては、私の責任は一切ないことをここで明言しておきます。でも、つい、笑ってしまいました。ごめんなさい。


以上です。